桧・檜(ひのき)のお話

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ヒノキの名前の由来

日本(本州中部以南から九州)と台湾に分布し、日本の最高樹齢のヒノキは、木曾に450年、台湾では2000年のものがあります。

名前の由来は、火おこしに使用されたので、「火の木」とした説、太陽を表し最高のものの意味の「日」を使って「日の木」とした説、神宮の建築材に使われることから「霊(ひ)の木」にした説があります。

漢字は、「檜」と「桧」があり、特に決まりはないようですが、山に生えた状態の生木を「檜」、建築用・生活用品・美術工芸品等の材料として加工されたものを「桧」、生物学的に使用する場合は、カタカナの「ヒノキ」と表記されることが多いようです。

ここでは、統一して「ヒノキ」としています。
(※感謝家の名前詩を入れる桧額は、2015年現在、天然高級木材に変更しています。)

鉄筋コンクリートよりも建築に向く素材

日本の約2500種の樹種の内、有用樹種(利用可能な木)は約100種といわれていますが、その中でもヒノキは、もっとも高級な木材とされています。

重要文化財である伊勢神宮や出雲大社には、油分を多く含み雨に強いヒノキの樹皮を用いた、日本独自の伝統的屋根葺手法の檜皮葺(ひわだぶき)が見られます。
特に奈良県内にある歴史的建築物には、必ずといっていいほどヒノキが使われています。

日本で初めて世界文化遺産に指定され、世界最古の木造建築物として知られる、五重塔を含む法隆寺は、ヒノキで建築されて後、1300年を超えて今尚、寿命を保っています。

ヒノキは自分の生きた年数の倍以上を生き続けるといえます。
耐久性・保存性に優れ、抗菌・防腐作用も高く、建築用材としては、世界最高レベルとされています。

古来より建築用として最適な材であることは知られていたようで、既に、古事記や日本書紀の中で、スサノオノミコトが、スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさいという件があります。

ヒノキの香りはがんに効く?

日本人好みの芳香もヒノキの特長の一つです。

ヒノキの香りに50~60%以上含まれるα-ピネン(アルファピネン)という成分がマウス実験で、がんを40%抑制したとの研究結果を県立静岡がんセンター研究所が発表しています。

また、厚生労働省や各企業がα-ピネンについて実験し、ウイルス性の感染細胞やがん細胞等を攻撃する細胞障害性T細胞の活性化によい作用を及ぼしているという結果を得たそうです。

ヒノキ特有の森林浴の豊かな香りは、人に癒しを与えるだけではなく、自律神経にも免疫機能にも効果があるということですね。
ヒノキ風呂やヒノキの酒器が有名です。

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